教育・研修

平成24年度 第二回検査科職員研修会(H25年3月1日)

平成25年3月1日(金)に平成24年度 第二回検査科職員研修会が大宮ソニックで開催されました。当日は春一番が吹く中、25施設から合計64名の職員が参加しました。今回の研修会は『HBV感染症の最近の話題』というテーマで、アボットジャパン株式会社 学術情報室の土田貴彦先生から講義を受けました。

内容としてはHBV感染症の基礎知識、免疫抑制・化学療法により再燃するB型肝炎対策、B型肝炎治療とHBs抗原定量測定の3つについて話をされていました。HBV感染症の基礎知識のところでは、血中HBV関連マーカーの臨床的意味や一過性感染と持続感染の経過、血中HBV関連マーカーの推移、HBV遺伝子型と特徴についての講義で基礎の再確認が出来ました。

また、免疫抑制・化学療法により再燃するB型肝炎対策のところでは、以前は一過性感染で慢性化せず改善すれば、HBVは完全に排除されたものと考えられていましたが、一過性感染後、肝機能も改善しHBs抗体が出現した後においてもHBVは肝臓や末梢血単核球中に存在しており、長期的に肝臓や末梢血単核球中に潜伏していたHBVが、化学療法によって免疫反応が抑制された場合に再増殖し、化学療法が終了し免疫抑制から回復した際に、HBVが感染した感細胞を免疫担当細胞が攻撃する事によりHBVの再活性が起こることがあるのだと知ることが出来ました。

講義中は参加者全員が真剣に耳を傾けており、講義終了後に実施したアンケート結果からも今回の研修会に参加してHBV感染症の基礎知識を再確認すると共に新しい情報を得ることが出来たとの意見がたくさんありました。私自身も面白い内容で大変有意義な時間を過ごすことが出来ました。今後も新しい情報を取り入れ、知識向上に努めていきたいと思います。

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第33回千葉県臨床検査学会(H25年2月17日)

平成25年2月17日(日)に千葉大学けやき会館で、第33回千葉県臨床検査学会が開催されました。一般演題35題、ランチョンセミナー1題、公開公演1題の中で、津田沼中央総合病院検査科から「当院に於ける病理検査室と超音波検査室との合同勉強会の意義   ~病理マクロ・ミクロ所見と超音波画像との対比   解剖実習と通じて~」という演題で発表しました。

発表の冒頭で上尾中央医科グループの概要を紹介してから、当病理検査室が超音波検査委員会の勉強会に過去2回参加し、病理組織像の提示や超音波画像との対比、ブタ心臓を用いた解剖実習を行う等の内容の勉強会のあとに実施したアンケートの分析結果を報告しました。

病理検査室が超音波検査の勉強会に参加することは、超音波検査に携わる参加者に大変好評であることがわかりました。また当病理検査室の存在意義と重要性を確立することができたと思います。今後もこのような活動をしていきたいと考えております。

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心臓超音波症例検討会報告(H25年2月15日)

平成25年2月15日(金)にAMG検査部超音波委員会(心臓WG)主催による心臓超音波症例検討会を14名参加のもと開催いたしました。

今回のテーマは「心臓弁膜症」で各施設から症例を募集し、よく経験するものから稀なものまで、全8症例の発表が行われました。各症例で詳しい説明や他検査所見との比較など、ポイントを押さえた発表になっており非常に有意義な検討会となりました。

なかには判断が困難だった症例もあり、それについて意見交換がなされた後、同症例で実際診断がついたケースの発表が急遽行われました。迷った症例の典型的なエコー画像を見ることにより、さらなる知識向上につながる良い機会であったと思われます。

委員会側からは、症例発表後に弁疾患について見落とさないポイントや評価方法などの講義を行いました。実際に症例を経験した際に困らないような内容にし、参加者からは「現在不安に思っていたので参考になった」「弁疾患の評価方法を再認識できた」などの声をいただきました。

今後も各施設の意見・要望を取り入れた研修会・症例検討会を継続して実施し、技術知識の向上と標準化を目指していきたいと思います。

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第12回泌尿器細胞診カンファレンス(H25年2月9日・10日)

泌尿器細胞診カンファレンスのテーマは、尿細胞診を「楽しむ」「広める」「極める」です。講演は、特別講演、教育講演、要望講演を国内外でご活躍の臨床医、病理医、細胞診専門医と細胞検査士の方にお願いしています。今年は、千葉県が担当となり去年の7月から役員、実行委員が集まり準備を検討してきました。

私も実行委員の一人として会議に参加させて頂きました。尿細胞診を「楽しむ」「広める」「極める」のテーマをもとに、昨年同様に今年も尿細胞診の精度向上と尿中細胞及び泌尿器病理の理解、知識を深めることを目的に、尿細胞診に興味のある沢山の方々のご参加を賜りたいと考えました。

会場として選んだのは、全国からアクセスしやすい「龍宮城スパホテル三日月」(千葉県木更津市) を会場としました。羽田から便利で、またアクアラインを利用する事も出来ます。その為か北は北海道、南は沖縄から来られ、140名の参加がありました。

私の役割は、運営面では、参加者の受付および懇親会の司会そして1テーマの座長です。懇親会では、各県ごとの参加者に懇親会で宴会の途中に前に出て頂き挨拶をお願いしました。各県の特徴などをご紹介頂き、大変に宴会が盛り上がりました。

座長としての役割は、一般検査をされている臨床検査技師と細胞検査をされている臨床検査技師、そして泌尿器科医師とのいわば小さなチーム医療体制についてです。1つの尿検体が一般検査と細胞診とでそれぞれの検査目的で処理されますが、たとえば内科受診の患者で血尿があった時、一般検査で悪性細胞が存在しても、潜血(+)非糸球体性の赤血球としてのみ報告したら、治療が遅れてしまいます。

尿沈渣は、生で細胞を見る超生体染色の検査です。尿細管上皮や円柱などの形態で腎機能をある程度把握できる検査でもあります。細胞診は、悪性細胞の有無を目的としていますが、今は一般検査の熟練した臨床検査技師が異型細胞ありと臨床医に報告している施設もあります。臨床医は、その報告を基に細胞診で異型細胞の由来、異型の高低などを依頼するという、そんなシステムの構築が出来ている施設もあります。しかし、現状ではなかなか多くの病院でこのようにうまく進めているとは言えません。

一方泌尿器科から細胞診に出された血尿で検体処理法にもよりますが、赤血球円柱や上皮円柱、空胞円柱など明らかに腎疾患を疑わせるものが見られても、その記載はされず異型細胞又は悪性細胞が見られない場合、悪性細胞もしくは異型細胞なしとのみ報告され、その治療を受けないままになってしまう事も考えられます。一般検査と細胞診検査が情報を共有し、検査をおこなう事で、臨床医に有意義な検査報告をできるという考えから一般検査と尿細胞診のコラボレーションを企画しました。

津田沼中央総合病院   病理   田中雅美

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第24回日本臨床微生物学会総会参加報告(H25年2月2日・3日)

平成25年2月2日(土)、3日(日)パシフィコ横浜会議センターにおいて第24回日本臨床微生物学会総会が開催されました。2日はあいにくの雨模様でしたが、広い会場にも関わらず全国から集まった参加者で受付は朝から人で溢れていました。

学会テーマは「多剤耐性菌への挑戦」で、シンポジウムでは多剤耐性菌の世界の流行状況やその検出法・治療法などが取り上げられ、その他幾つかの教育講演や多くのセミナー・ワークショップなどが開催されました。

一般演題も285演題が発表され、AMGグループからは、アムルより1演題を発表しました。内容は連休期間中のアムルの対応についてでしたが、後日、座長・編集委員からの推薦ということで、日本臨床微生物学会雑誌への論文投稿の依頼状が届いたそうです。演者には今後は論文投稿に向けても頑張って頂きたいと思います。

江端晃子
当臨床検査センターにおけるゴールデンウィークおよび年末年始の細菌検査体制
~重症細菌感染症患者は休日中も正確な診断と治療を必要としている~

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腹部部会  消化管実技講習会(H25年1月25日)

AMG超音波委員会4領域の1つである腹部部会ではH25年1月25日(金)東芝のご好意により月島にて消化管領域では2回目となる実技講習会及び津田沼のご協力の基、消化管の解剖・病理を含めた講義研修も実施致しました。

今回の参加者は合計25名(委員6名+披検者3名含む)で行いました。まず消化管に関しての講義では大腸の解剖に関して各名称・構造・周囲脈管に関しての成り立ちから臓器標本と組織標本の比較などに関して詳細な説明を受けました。

この事を踏まえ大腸における各疾患に関して成因・原因や症状の説明と、超音波画像だけでなく単純レントゲン・CTや内視鏡などの画像診断との比較や組織標本での講義を受けました。非常に充実した内容で参加者だけでなく委員も大変勉強になりました。

講義終了後3班(各4~5名)に分かれ、委員より胃・大腸・虫垂を中心に描出方法や手順法を説明し、参加者一人当たり20分前後の実技指導を行いました。前回の反省から時間配分を考慮しましたが、参加者皆さんが熱心に取り組まれ今回も時間ぎりぎりまで超音波探触子を握り、意見交換を行っていました。

参加者の意見として実際に探触子を握りながら行なった事でポイントが分り易かった・迷わず部位を判定する方法が学べたなどの意見を皆さんから頂きましたが、今回の反省点では無いのですが、事前に委員は練習を重ね当日も披検者は昼食抜きで準備万全にしていたのですが、特に虫垂は当日の条件に左右される為、描出しづらい状況になってしまい、消化管の実技講習会の難しさを実感しました。

今後もより良い実技講習会を実施すると供に、症例検討会や研修会の内容を充実させ超音波診断のレベルアップを行ないたいと考えます。

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第41回埼玉県医学検査学会

年も押し迫った12月16日(日)、第41回埼玉県医学検査学会が大宮ソニックシティで開催されました。テーマは「跳躍」~SKILL UP、やる気UP、情熱UP ~

900名程の参加で盛会裏の中、一般演題・特別講演・公開講演・シンポジウムと充実した内容の1日であった。一般演題は81演題の発表がありましたが、当グループからは11演題の発表がされました。その他に司会・座長などに当グループ職員の姿が見られ非常に頼もしく感じた学会であった。

<一般演題>

【上尾中央総合病院】

■当院の輸血後感染症検査の現状[長谷川 卓也]
■血中薬物濃度測定試薬「ナノピアTDMバンコマイシン」の基礎的検討[柴田 真明]
■生化学自動分析装置故障時の対応シミュレーション  ~グループ病院連携体制~[波多野 佳彦]

【白岡中央総合病院】

■左胸部痛を伴った膵尾部仮性嚢胞の1例[永井 景子]

【東大宮総合病院】

■冠動脈・下肢動脈造影検査前スクリーニング検査で発見された肺動脈弁乳頭状線維弾性腫の1例[内海 聖子]
■当院の関節エコー実施に向けて[田代 徹也]

【三郷中央総合病院】

■自己血糖測定器における偽高値要因について[小野寺 智子]

【伊奈病院】

■体位変化における呼吸機能検査値への影響[根本 智美]

【メディカルトピア草加病院】

■PACSを利用したレポーティングシステムの構築[小島 直美]

【アムル】

■当施設におけるMPIPC低感受性MRSAの検出状況[木部 雄介]
■尿中アルブミン測定試薬の基礎的検討  ~BM9130形自動分析装置を用いた性能評価~[石川 純也]

※アムルより発表した木部雄介君「当施設におけるMPIPC低感受性MRSAの検出状況」が優秀発表賞に選出され、平成25年3月末に開催される埼玉県臨床検査技師会通常総会時に表彰されます。

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輸血検査実技講習会(11月14日・30日)

各病院・施設の輸血技術の標準化と技術・知識向上を目的として、今年も適正輸血委員会主催の実習が、11月14日(水)と30日(金)両日に上尾看護研修センタ-にて行なわれました。

14日(水)は13名の参加で試験管法を行い、血液型、不規則抗体のスク-ニング、亜型の検査、実際輸血する場合のその時点での選択血の選び方など、日常遭遇するであろう場面を想定して試料を作成し、実際に検査を進めて、個人でまとめ、グル-プで検討し、課題に取り組んで頂きました。講義においては、各試薬の反応原理から輸血時注意点まで最低知っておかなければならない知識の再確認を行いました。

30日(金)は19名の参加にて、カラム法を中心に実習を行い、こちらも試験管法の時と同様に具体的設定を設けて、血液型の検査、不規則性抗体のスクリ-ニング検査、不規則性抗体同定検査、選択血の選び方、予想Hb上昇値の求め方などを行い、充実した2日間だったと思います。

実習を進めて行く中で、常日頃疑問に感じている事などを相談したり、皆で考えてたりと横の繋がりが広がった点も実習としての意味合いが大きいと感じました。輸血は移植医療であり、検査科での検査が唯一最終のチェック段階であります、今後も日々の研磨を重ね、より安心安全な輸血業務が出来る様にAMG各施設の標準化と知識・技術の向上に努めて行きたいと考えます。

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心臓超音波実技講習会(11月8日)

AMG超音波委員会による「心臓超音波実技講習会」を11月8日、株式会社フィリップスエレクトロニクスジャパン本社にて行いました。今回のテーマは『描出・撮りこぼしを少なくするために』ということで、2部構成で行いました。

講義では実際の手技画像をリアルタイムでスクリーンに投影しながら、基本描出・応用的な描出について鮮明な画像を描出するための機器条件設定や観察のポイントを含めて解説を行いました。後半の実技では、各施設から参加された13名の受講者を3つのグループに分け、講義内容をもとに各自で実技を行っていただきました。各グループには、委員会スタッフがインストラクターとして付き、日常の検査で描出のコツが掴めずにいた応用的描出等、少人数体制ならではの細やかな指導ができました。

講義・実技終了後、質疑応答(交流)時間を設け自己紹介を行い日常の検査で疑問に感じていること等いくつかのテーマについて意見交換が行われました。他病院の心臓超音波検査を行う技師と専門的な情報交換をすることがき、指導する側の私達にとっても学ぶことが多く有意義な時間となりました。

超音波委員会として、今後もこのような研修を継続し、AMGグループとしての標準化に向けガイドライン等を提示し、日々進歩する医療に対し技術の向上および超音波検査の質の保証を目指し活動をしていきたいと思います。

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首都圏支部(第1回)・関甲信支部(第49回)
医学検査学会(11月3日・4日)

開港当時を偲ばせ異国情緒あふれる過去と未来が美しく融合した魅力ある横浜で、すっきりとした秋晴れの中11月3日(土)~4日(日)首都圏支部(第1回)・関甲信支部(第49回)医学検査学会がワークピア横浜・産業貿易センターで開催された。

公開特別講演、市民公開講演、シンポジウム、ランチョンセミナー、一般演題(133演題)と多くの企画の中で、当グループから一般演題5演題の発表があった。

【上尾中央総合病院】

■拡張型心筋症で生じた左室内血栓が腎梗塞・脾梗塞の塞栓源と考えられた一例[元房 優美]

■上尾中央医科グループ 臨床検査精度管理委員会活動報告[柴田 真明]

【津田沼中央総合病院】

■当院におけるSAS検査への取り組み[原 聡子]

【千葉愛友会記念病院】

■DCISとの鑑別に苦慮したAdenosis tumorの1症例[矢冨 聡子]

【(株)アムル】

■血液搬送システムHTS-N301を用いたシーケンス運用への対応について[中田 正人]

委員会活動などを通して、検査科職員のスキルが徐々にではあるが確実にアップしている事が、対外的活動にも表れてきていると考える。益々の活躍を期待します。

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輸血検査研修会(10月5日)

AMG検査部適正輸血委員会主催による輸血検査研修会を、33名参加のもと10月5日(金)に上尾中央総合病院看護研修センターにて実施いたしました。

今年度は、輸血基礎編と実技関連編の2回の研修会開催を計画しており、その基礎編として「輸血療法の実施に関する指針」および「血液製剤の使用指針」をテーマに、埼玉県赤十字血液センター 学術課  神山 泉先生を講師に迎え開催いたしました。

講義内容としては、平成24年3月、輸血医療の進歩により最新の知見が集積されたこと及び「血液製剤等に係る遡及調査ガイドライン」の一部改正を踏まえ、指針の一部改正が行われました。その改正箇所についての説明や、輸血に伴う副作用・合併症と対策、血液製剤使用に関する記録の保管・管理、救済制度について等を行いました。

基本的な内容でしたが、意外と忘れてしまっていたこともあり再確認することができ、また新たな情報も得ることができ、大変有意義な時間になったと思います。11月には、委員会主催で実技講習会を行う予定となっております。今後も適正輸血委員会のもと情報を共有し、より一層の安全対策の向上及び適正使用の推進を図りたいと考えております。

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グループサーベイ講評会(9月13日)

平成24年9月13日(木)に大宮ソニックシティにて、AMG検査部精度管理委員会主催による「第3回AMGグループサーベイ講評会」を延べ37名参加のもと行いました。

平成21年度より、AMG施設間での精度管理調査・標準化を目的とし、AMGグループサーベイを開始して、平成23年度で3回目となります。今回は、平成24年2月に行った第3回AMGグループサーベイの結果報告・講評です。

第1回・第2回とも、試料準備から配布までは、精度管理委員で行ったものの、集計・解析・結果報告は、試薬メーカーに、より細かい部分までの分析を依頼してました。今回、初めて、集計・解析・講評の部分まで、委員が協力して行い、AMG施設間で、各施設が、現状どのような状態なのかを、より理解しやすくなるよう心掛け、解析・講評を行いました。

まず、総論とし、データ入力、試薬・測定法等の選択についてを、アムル川北満義科長、続いて各論とし、生化学検査26項目を2つに分け、アムル笹崎明孝係長、上尾中央総合病院柴田真明さん、血液検査項目を東大宮総合病院鈴木朋子係長が、それぞれ集計・解析、それに基づく講評を行いました。

総論では、測定方法・機器・製造販売元・検量用試料・トレーサビリティに至るまで、外部精度管理を行う際に必ず、入力する項目に対し、選択間違えや、把握間違えを、1つ1つ指摘しました。理解しているつもりでも、やはり間違えている施設も数施設見られ、見直す良いきっかけとなりました。

各論では、生化学26項目・血液5項目・血液恒数・血液像に対し、目標値・評価方法をそれぞれ設定、グラフ化し、自施設がどのような位置にあるのかを明確にする為、各施設のプロット結果を提示しました。単位間違え・入力間違え・検体間違えといったケアレスミスから、データの傾向とその対処法・確認事項に至るまでを、講評の内容に加え、発表しました。

今回、AMGグループサーベイということで、病院名を明確に、間違えやデータの傾向を報告、それにより、より自施設の間違えやデータの傾向がわかりやすく、理解しやすかったと思います。また、指摘事項に対し、自施設に戻りすぐに対処できると思いました。参加者からは、日常の精度管理に対しての、疑問も多く寄せられ、サーベイ結果だけでなく、施設間情報の交換の場となり、有意義な時間となりました。

AMGグループサーベイは、今後も活動を継続して行い、AMG施設間での精度管理の向上・標準化を目指し、各施設の検査精度の向上に繋げていきたいと思います。また、講評会も年々進化させ、より理解しやすく、より明確な講評結果が報告できるよう努力していきたいと思います。

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血管超音波実技講習(9月6日)

AMG検査部超音波委員会(血管WG)では、グループの超音波検査の標準化・グループ全体の超音波技術の底上げを目標として活動しており、今回は深部静脈血栓症(以下DVT)診断のための下肢静脈超音波基礎知識研修会を、12名参加のもと平成24年6月15日 上尾中央総合病院講義室にて講義、平成24年9月6日 大宮法科大学院にて実技研修を行いました。

東日本大震災の際にも下肢静脈超音波の重要性を多くの人が知ることとなったのですが、実際検査を行うには正確な検査技術・専門知識が必要となり、容易に行えないのが現実です。

今回の実技講習では、6月に行った講義(下肢静脈の解剖、生理、DVTの病態、検査意義、走査法、ピットフォール、禁忌など)をもとに、実際に血管を描出しながら装置設定や調整方法・アプローチのこつなどをディスカッションしながら進め、下腿静脈から下腿三分枝、筋層内静脈とDVTに関わる全ての正確な技術・知識の習得を目指しました。

各ブース2~3名の少人数制で参加者の苦手な個所を中心に行い、皆様からは「プローブを握っている時間が多くよかった」、「骨盤腔に自信がないのでガスのよけ方等参考になりました」、「実施しながら説明してもらえた」との声を頂けました。

本研修会開催にあたり、血管超音波委員会メンバーも様々な事を学ぶ良い機会になりました。被験者になってくださった方々、忙しい業務の中被験者・研修会参加者を出してくださった施設の皆様に感謝しつつ、今後も血管超音波検査の質の向上を目指していきたいと思います。

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腹部症例検討会及びファントム説明会(7月19日)

AMG超音波委員会4領域の1つである腹部部会では今回7月19日(木)柏厚生総合病院会議室をお借りして、第2回目の腹部症例検討会及び超音波ファントムの使用に関する説明会を行いました。

最初に症例検討会を行い、ここでは膵臓・腎臓・脾臓に関する貴重な症例を各施設にて準備し、各班に分かれどの様に評価まで至ったのか写真を交えて議論を行いました。2回目ということもありスムーズに進行し施設ごとの運用等に関しても意見交換が行えたようでした。

次に超音波ファントムに関しての説明会を行いましたが、この超音波ファントムについて説明致しますと『人体の皮膚や筋肉組織と近い音速を持つ親水性のウレタンやゲル基材中に、基材と音響インピーダンスの異なるターゲットを配置したもので画像の品質管理やトレーニングなどに使用される物』になります。

ファントムを用いた品質管理は経年的な機器や超音波探触子の劣化をある程度客観的に評価する事が可能ですが、全施設で統一した評価方法が必要である為、超音波委員会(腹部部会)では品質管理を目的に各施設で使用して頂く為に、事前にファントム使用に関わるマニュアル・それぞれのターゲット別評価表など作成した物を準備し説明会を行いました。口頭での説明だけではわかりづらい為、実際に超音波機器・ファントムを用いてターゲットの描出と評価方法を説明し、短時間でしたが参加者にも実際に超音波プローブを手にしてもらい確認を行って頂きました。

腹部領域での評価は全国的にも確立されていない為、今後は評価実績と改定を積み重ね代表的な評価方法となれればと考えております。

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検査科職員研修会(7月11日)

平成24年7月11日(水)、今年度第1回目のAMG検査科職員研修会を大宮ソニックシティにて開催いたしました。この研修会は毎年2回行われており、AMG施設の検査科が持ち回りで開催します。テーマは最新の検査項目、検査方法、医療界のトピックス、または臨床検査技師であればだれもが行う検査の基礎知識など、様々です。

今回は「血液ガスのデータの見方・捉え方」というテーマで、血液ガス機器メーカーの老舗、ラジオメーター(株)の三沢泰一先生に講演していただきました。血液ガスは、呼吸・循環機能、末梢でのガス交換、細胞代謝、酸塩基平衡の評価を行うことができるので、バイタルサインをみるための基本的な検査で緊急検査としてとても重要です。夜間の当直時でも救急室から、必ず提出される検査項目の一つで、臨床検査技師でしたら誰もが行います。今年の4月にはAMG施設の検査科にも新人さんが数名入職されたため、彼らを中心に、老若男女の臨床検査技師が知識の再確認という意味で77名参加し、盛況のうちに終了いたしました。

今回の研修会で有意義だったところは、血液ガスの勉強会そのものが超音波検査や生化学検査に比べると極端に数が少ないのが現状ですが、この機会に勉強できたことです。さらに症例紹介がありましたので、データの見方・捉え方が再確認できたことは、本当に有意義でした。今後もこの研修会でいろいろと補足できることを期待しております。

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血管超音波講習会(6月15日)

平成24年6月15日、上尾中央総合病院講義室にて超音波委員会の部会として血管小委員会として第4回血管超音波下肢静脈講義講習会を開催いたしました。

血管領域は腹部、心臓、乳腺領域と比べ、診療部からの依頼も少なく、経験年数はあっても、経験症例数が少ないため評価を行う際の戸惑いも多いようです。血管超音波小委員会では、各施設の血管領域の検査数アンケートを事前に行い、講義・実技講習を各2回ずつに分け、少人数で学ぶことにより質問等、意見交換しやすい環境を作り、血管超音波がより身近になるようにしました。

今回は『深部静脈血栓症』の第2回目の講義で12施設に参加していただきました。下肢静脈の特徴や走行など基礎的なことから静脈血栓症の発生起序、検査方法などの講義を行いました。また、講義後はディスカッションテーマとして①検査姿位②血栓以外の評価③ミルキングの活用方法④検査時間を挙げ、各施設の現状・評価方法などの意見交換を行いました。

次回の実技講習会では今回頂いた意見を参考に、問題点や描出困難な走査法について具体的にご教示できれば幸いと存じております。

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第61回日本医学検査学会(6月9日・10日)

第61回日本医学検査学会が三重県津市三重県総合文化センターで平成24年6月9日(土)~10日(日)で開催された。東海地方の梅雨入り直前の開催となり、1日目は大雨の中の開催となりました。当グループからは検査部適正輸血委員会より2演題発表しました。

■上尾中央医科グループ検査科の適正輸血委員会  第一報  ~廃棄血削減~

    三郷中央総合病院係長   石野 久美子

■上尾中央医科グループ検査科の適正輸血委員会  第二報  ~標準化に向けて~

   上尾中央総合病院主任   長谷川 卓也

平成21年度より検査部適正委員会活動が始まり、グループの輸血廃棄率削減と輸血手技・知識の向上を目的として活動してきました。廃棄血削減は医師、看護師、その他職員の協力のもと3.7%から3.1%に削減し、金額では約500万円の成果が見られ、その内容を一報で発表し、委員会主導で各病院輸血実施マニュアル整備と輸血検査実技講習会や研修会実施の活動内容を二報で発表した。

また、(株)アムル 飯田眞佐栄所長が3演題の微生物・口演の座長を務めました。当グループ検査科からは今学会に11名の参加があり、教育講演・シンポジュウム・一般演題など盛りだくさんの内容をしっかり勉強できた2日間と考えます。ぜひ、今後も対外的活動を積極的に実施していくことを期待します。発表、座長お疲れ様でした。

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心臓超音波講習会(5月16日)

AMG検査部超音波委員会、心臓領域では昨年の「実技講習会」と趣向を変え、今回は「症例検討会+心臓解剖講習会」を5月16日に津田沼中央合病院にて開催しました。

前半の症例検討会では、事前に募集した症例から「先天性疾患」、「心臓腫瘍」、「大動脈疾患」の3つのテーマに分け全7症例の発表が行われました。委員会側は、発表の行われた疾患に対して検査の手技ポイントや病態の解釈についての講義を行いました。実症例に対比する身近な講義となり、外部での講習会等では学べないAMG検査部独自の症例検討会となりました。

後半の心臓解剖講習会では、養豚場より取り寄せた豚の心臓(生)を津田沼中央総合病院  病理センター長  志賀淳治先生の解説・指導の元に、解剖実習を実施しました。参加者は、エプロン・グローブを着け実際に豚の心臓に触り、複雑な心臓の弁の構造や、血管の位置関係などを学ぶ事が出来ました。豚心臓は比較的人間の構造に似ている事より、今回の実習に用いられました。日常体験する事の出来ない貴重な経験に、参加者から多くの喜びの声が頂けました。

今回の豚解剖は、かなり斬新な企画ではありましたが、津田沼中央総合病院、志賀先生はじめ検査科職員の方々の多大なるご協力を賜り開催する事が出来ました。今後もAMG検査部の特色を活かし、職員の要望に沿った企画運営に努めてまいります。

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