記事一覧» 2010年11月

介護福祉士 教育担当者研修発表会で感無量です

 昨年、うちのグループの老健を訪問した際、介護福祉士に教育担当者がいました。毎日何を業としているのかを尋ねると、「介護看護部長の指示をしっかりやる事」と言う返事でした。「教育」とは何かを十分知らないのだなあと思いました。

 私は、病院での看護師としての働く中、教育担当を数年任されていましたが、職員への院内教育こそが確実に看護の質を高めていく事を痛感していましたので、早速、来年度(22年度)の看護局の研修の中に「教育担当者研修」を取り入れる事を提案しました。

 目的は「教育とは何かを知る」「院内教育の意義を知る」「院内教育の年間プログラムが考えられる」として、看護教員の免許取得者の看護局の科長を講師としてお願いしました。さすがに、教員です。教育の3観「教材観」「学習者観」「指導観」から教育の現状把握・研修計画立案を学ばせていました。

 

 先日その発表会がありました。うちのグループの介護老人保健施設と病院から32名の介護福祉士受講者がマイクを手に、取り組んだ事柄を7分間で伝えてくれました。どの受講者も自信を持ち、胸を張っての発表でした。素晴らしい!!と私は思いました。

 ある発表者の言葉に涙が出ました。「このような教育と言う良い機会に巡り合わせていただきありがとうございました」の言葉でした。私は、今まで「教育・指導は絶対意義があるのだ。」と思って豪語してきたのですが、それを否定される事が多々あったのです。「教育や指導をたくさんしても全く成長しない人がいる。教育では人は変えられない。教育はやっても無駄だ。」と。

 私は、「教えなくても解ってる人がいる。教えても全く変わらない人もいる。しかし、教えれば解って変わる人もいるだろう。この人達が気がついて変わるに教育の意義がある」と思っていままで教育・指導をしてきましたので、受講生の「巡り合わせていただき」の言葉に、ひとすじの光を見る事が出来、じ~んと喜びに浸ってしまいました。感無量とはこの事。涙もじわ~っと出て、私の考えで間違いが無かったのだと確信をいただきました。

 これからも、うちのグループの看護・介護が患者・利用者を第一にした対応が出来るように期待して関わっていきます。

 介護福祉士がこれからどのように成長していくのか楽しみ、喜びにしていきます。

 秋も深まってきました。風邪などひかないように、どうぞご自愛ください。